Experiment Canvas Part 1
(エクスペリメントキャンバス パート1)
仮説および低コストかつ迅速にテストを行う方法を定義する。
エクスペリメントキャンバスは二部構成になります。Part1は、実験の成否で、簡単に最もリスクの高い仮説が、失敗しそうな仮定かどうかを導いてくれます。その後、実験を設定します。Part2は、結果を要約し、再度確認するか前進するかを決定します。
Part1では、ワークシートの半分を埋め、もう半分はPart2で使います。仮定をテストする実験を続けるに従い、進行状況を記録・追跡するエクスペリメントキャンバスが複数枚作成されます。
実験の目的は、可能な限り迅速かつ低コストで学習することです。実験をもって、仮定を有効あるいは、無効の判定をしましょう。その結果により、ターゲットユーザー、ユーザーの課題、解決策に対する自信を持つことができます。
手順
ターゲットユーザー、問題、解決策の確認
ターゲットユーザー、その問題、解決策の確認から開始します。これを付箋に書き込んでグループと共有し、共通の理解を持つようにします。
私たちは[ターゲットユーザー]は、[解決策のための行動]によって問題を解決すると考える。
Airbnbの例では、
会議の参加者は、近くのホテルはそのほとんどが予約済みで高いので、泊まる場所がないという問題があると私たちは考える。会議の参加者は、お金を支払って、見ず知らずの人の家を安い宿泊施設として利用することで、問題を解決するだろうと考える。
最もリスクの高い仮説の記述
最もリスクの高い仮説のアクティビティから、テストしたい仮定を選択します。それを付箋に書き直し、ワークシートに追加します。
解決策が成功するには、最もリスクの高い仮説が有効で真でなければなりません。
例えば、
Airbnbが成功するためには、見知らぬ人の家に泊まるために、人々は実際に支払いをする、ということが必要です。

仮説として記述
仮定を反証可能な仮説に書き直します。これによって、実験が成功/失敗のいずれかを容易に知ることができます。それを付箋に書き込み、ワークシートに追加します。
私たちは[特定のテスト可能なアクション]は[特定の測定可能な結果]を、[ある時間枠]内で進めるだろうと信じます。
仮説ステートメントには三つの部分があります。
- テスト可能なアクション:あなたの解決策のどのような振る舞いをテストできるか?具体化する。
- 測定可能な結果:成功の最低条件は何か? 具体化する。
- 時間枠:確実性を獲得し、学習するための最短時間はどれくらいか? 実験をタイムボックスに割り当てることで、順調に推進することができる。
Airbnbの例では、
私達は会議の参加者のために、私達のロフトを安い宿泊施設 (一泊80 ドル) として提供することは、2週間以内に3 人から支払いを受けることになる、と信じる。

実験の説明
仮説を低コストかつ短時間でテストするために必要な内容を決定します。実施事項を付箋に書きます。「仮定のテストにあたり、最もコストのかからない方法は何か?」を問います。
- ターゲットユーザとの、有効性を確認するインタビュー:価値提案から作成したプロトタイプを見せましょう。
- 説明ビデオ:自身のアイデアを見せるための2分以下のビデオ。ユーザーの視点で話をつくりましょう。
- コンシェルジュテスト:商品により提供される体験及び価値をテクノロジーの代わりに人を使って見せましょう。
- 配信テスト:人々が新しい商品,サービスについて学び、契約・登録するための方法を創りましょう。この方法は未だ存在しない解決策に対する要求と欲求を図ることに効果的です。例:ポップアップデモ、登録待ちリスト、ウェブサイトのランディングページなど。
Airbnbの例では、
「airbedandbreafast.com」というウェブサイトを作成し、 彼らのアパートの写真をアップロードしました。
別の付箋に、実験名と期間を記入します。 これをワークシートに追加する。
「これは私たちの最もリスクの高い仮説をテストするためにできる最小のものか?」と確認と質問を行い、必要に応じて修正します。

実験の準備と実行
キャンバスの左側の記入が完了したので、実験の準備が整いました。「このアイデアで実験し、理解するための最速の方法は何か?」を心に留めましょう。